健康相談掲示板 986400

 「健康相談掲示板」
2010年4月に開設されたDr.kの医療相談掲示板は、一般の方からの医療相談に応えてきました。インターネットという身近なツールを使用し気軽に相談していただけることを目的としていました。
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㏚:内科胃カメラ大牟田


大腸内視鏡検査

1:ABC :

2010/12/15 (Wed) 18:42:29

大腸内視鏡検査で、神経を傷つけてしまうことはありますか? 主人の話ですが、検査中かなりの痛みがあったようで、次の日になってEDの状態になっていることがわかりました。
検査した病院に行ったところ、そんなことは聞いたことがないといわれました。神経を損傷しているのではないかと思うのですが、そんなことあるのでしょうか?もしそういう状態であるとしたら
治るのでしょうか? 他の病院で診察を受けたほうがいいとすれば何科で診察してもらえばいいのでしょう。精神的なダメージも心配なので質問させてもらいました。
2:A :

2010/12/15 (Wed) 21:35:00

大腸内視鏡検査の合併症
検査の前処置の合併症はは腸閉塞、腸穿孔、虚血性腸炎などで、ほとんどの例で腸に高度狭窄がある高齢の患者さんが多いです。
検査中の薬剤(鎮痛薬、鎮静薬、鎮痙薬)でも様々な副作用の可能性があります。例えば、悪心、嘔吐、呼吸困難、排尿障害、頭痛、眠気、めまい、心悸亢進、発疹、腹部膨満感など。
大腸内視鏡の手技的な合併症としては腸管穿孔(腸に穴が開くこと)、出血があり、これは外科的な開腹手術になることもあります。
検査中かなりの痛みがあったようですが、神経損傷の心配はされないくても良いと思います。
EDの原因となる脳と末梢をつなぐ脊髄神経系は、大腸内視鏡検査の観察範囲とは無関係の部位にあるからです。
しかしながら、検査後ある程度の期間では、使用した薬剤の影響、疼痛が強かったため精神的な影響によりEDに一時的になる可能性はあると思います。
少し経過をみては如何でしょうか? 
ちなみに、EDの治療は泌尿器科でしていますのでネットなどで調べてみると良いでしょう。
3:ABC :

2010/12/16 (Thu) 09:15:18

ご丁寧なお返事ありがとうございます。神経損傷の心配はないとのことで、安心しました。私自身も精神的にちょっときつかったので助かりました。おっしゃるとおり経過をみようと思います。
4:あっこ :

2011/05/23 (Mon) 20:32:14

夫を4/9に亡くしました。

後日の医者が書いてくれた説明で敗血症・DIC→多臓器不全とありました。

4日(月)発熱39℃個人病院
5日(火)発熱39℃個人病院、夜総合病院に入院40℃
CRP 18.72
白血球数11710

6日(水)朝の血液検査の結果
CRP 21.46
白血球数8670
血小板 12.5万
AST 38
ALT 21
尿素窒素9
クレアチニン0.95

7日(木)朝の血液検査の結果
CRP 30.04
白血球数 15360
フェリチン 371.12
血小板 10.5万
D-dimer 3.27
FDP 11.8
AST 77
ALT 31
尿素窒素10
クレアチニン0.97
プロカルシトニン9.1

朝この結果でシプロキサンを首から点滴、
17時に血圧が80台に下がって生食輸液、(DICを疑う)リコモジュリン
という処置とのこと。 (後日の説明)

8日(金)朝の血液検査の結果
CRP 27.27
白血球数 18480
血小板 4.1万
D-dimer 19.04
FDP 40.1
AST 4663
ALT 2197
尿素窒素23
クレアチニン1.95

午前10時に心停止。

木曜の17時に血圧が下がったときにCTなどはしましたが、
血液検査はしていませんでした。

8日金曜朝6時に私が病院に呼ばれていったときには、夫は相部屋にいて、
担当医から
「夜中ずっと過呼吸で余計に重症に見えるから落ち着かせて下さい」
「ずっと高い熱でパニックで尿管を自分で抜いてしまった」
と言われました。
本人と話をすると、わけのわからないことも言っていたし、
目もすごく充血していたし、
今思えば、認知力の低下、呼吸障害、出血なども始まっていたんだと思います。
でも担当医は全く気付いていない感じでした。
朝の血液検査の結果をみてあわてて、個室に移動させられて、間もなく心停止です。

つまり敗血症ショックが始まっていたのに、
治療をされず亡くなってしまったのではないかと思い始めました。

入院していたのに、敗血症に気付かないってよくあることなんでしょうか。。。
こんなんだったら入院してないで、兆候が出始めてから救急車で
運んだ方がよかったと思わずにはいられません。

主治医の治療は適切であったと思われますか?
よろしくお願いします。
5:あっこ :

2011/05/23 (Mon) 20:34:31

すみません。間違えてかすれ声に投稿してしましました。
6:A :

2011/05/24 (Tue) 23:47:02

まず初めに御主人の御冥福をお祈りいたします。
このようなことに関しては、一般の方が目にする掲示板で返答させていただくことは
非常に難しい問題であると思います。
私は御主人さんを直接診察していないため治療が適切だったかという基本的には判断はできません。そのことをわかっていただき下記を御覧下さい。

病状、検査結果と治療内容に関する私見を述べさせていただきます。

①4月4日4日に発熱し4月9日になくなられるまでの期間が短く、通常の経過と比較し急激に状態が悪化しているということ。

②39度の発熱が持続しており、CRP(炎症反応)が著明に高値のため何らかの
感染症にかかっていると推測できる。

③4月7日の検査でシプロキサン(抗生剤で最強の薬、敗血症の最善の治療薬)を投与していること。それにも
かかわらず敗血症性ショック、DICとなっていること。

④DIC疑い(診断はついていない)に対しリコモジュリン(最新のDIC治療薬)を使用していること。
しかし4月8日にはDICとなっている。診断前治療していたのにもかかわらず、治療に反応せず、多臓器不全となっていること。

4月4日~4月6日の治療内容、基礎疾患、年齢等が記載がなく基礎体力がどのくらいかわかりませんが、
4月7日からの検査の結果と治療内容だけ見れば私も同様の治療をすると思います。
毎日採血していること(普通は2-3日に1回です。)治療の内容(シプロキサンの使用、リコモジュリンの使用)から判断すると、なんとか状態を打破しようという主治医の考えが伺えます。



私の個人的な考えですので参考程度としてください。

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