健康相談掲示板 986430

 「健康相談掲示板」
2010年4月に開設されたDr.kの医療相談掲示板は、一般の方からの医療相談に応えてきました。インターネットという身近なツールを使用し気軽に相談していただけることを目的としていました。
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㏚:内科胃カメラ大牟田


肝硬変

1:かん :

2011/09/10 (Sat) 21:46:37

母が肝硬変の末期だと診断されたのですが検査や治療、入院など何もしてくれません

肝硬変の末期の場合アンモニアの検査をすると聞いたのですがそれもしてくれません

この先何をしても何の希望もありません 3ヶ月で死にます。といわれました

症状は黄疸と腹水です。腹水は太り気味だったのでいつからなのかきずきませんでした

子宮やホルモンバランスの崩れなので女性は腹水がたまる事があるときいており

母は生理が止まっています

 最近この症状が見られた為病院にいきました


通院して約1週間です

肝硬変はウイルス性によるものでウイルスが完治したと聞いたので少しお酒を飲んでいたのですが

それもやめて治療に専念すると決めたのですが

何をしても3ヶ月で死ぬといわれました

母は37歳でまだ若いので何か可能性はないかと聞いたところ

僕のデータには無いからと怒った口調で 逆切れされました

肝臓の数値も以前よりよくなっています

母の体調は体力的には問題ないのですが死ぬといわれてから夜も眠れず、酷く傷つき

自暴自棄になっています

もう一度、違う病院にいきたいと思っているのですが次も同じ様な対応をされれば

もう立ち直れなくなると想います

どこの病院でも同じ対応なのでしょうか?

私は母が少しでも長生きしてくれるなら何でもしたいと思っています

肝移植も考えていますが肝移植の事はまったくわからないといわれました


現在、顔色も良く、食欲もあり、意識障害を起こした事も倒れた事も一度もありません

私は肝硬変が完治しない事は知っていますが、残った肝臓を大切にすれば生きていけるのではないかと思い

信じています

そのため、治療に前向きな先生のいる病院を探しております

お力になってはいただけないでしょうか?

へたくそな文章で申し訳ありません

お返事お待ちしております

当方兵庫県在住です

質問が多くて申し訳ありませんがご回答お待ちしております
2: :

2011/09/12 (Mon) 01:54:05

37歳と若い、お母さんが末期肝硬変とは・・・お気持ち察します。
データや状態、診察もしていないため何ともアドバイスが難しいのですが、
肝硬変の末期の状態で助かる方法が一つだけあります。
それは肝臓移植です。肝臓移植は生体肝移植と脳死肝移植にわけられますが、最近は生体肝移植
をする患者が激増しており、手術成功率も格段に上昇しています。
兵庫県であるのであれば、神戸大学医学部附属病院肝胆膵外科がよいのではないでしょう。
余命3カ月とつげられたとのことですが、人の命はいつまでか?など神様しかわかりません。
「顔色よく、食欲あり、意識障害をおこしたことがない」などの情報より、肝臓移植の適応になる
可能性があります。
移植に関して前向きに考えているのであれば、
現在通院している医師に「セカンドオピニオンで大学病院に紹介していただけないでしょうか?」と診療情報提供書を
要望してみては如何でしょうか?
3:かん :

2011/09/12 (Mon) 16:15:54

賀回答ありがとうございます

神戸大学医学部附属病院肝胆膵外科に一度行って見たいと思うのですが

そちらの病院でも「断酒しても 何をしても あなたは確実に3ヶ月以内に死にます」

と前の病院のようにいわれれば母は立ち直れないと想います

今の時点でも精神的にかなり弱っています

本当に余命3ヶ月でも 可能性はあるからといって欲しいのです


どこの病院にいっても前と同じ対応をされるのでしょうか?

そこが今、私の中で一番不安なことです

肝移植については知らないと医師は行っていましたが

莫大な費用がかかるから貴方のような人が受けられる治療ではないといわれました

この病院の対応は正しいのでしょうか?

4: :

2011/09/12 (Mon) 23:20:21

「この先何をしても何の希望もありません 3ヶ月で死にます」
「肝硬変はウイルス性によるものでウイルスが完治したと聞いたので少しお酒を飲んでいたの」
などより肝硬変の状態でお酒を飲んでいたと考えられます。医師は肝硬変の状態でアルコールを
飲んで良いということはないはずです。
アルコールを飲む患者に関してどのような治療をしても意味がないと考えます。
そのため主治医もきつい言い方をしたのではないでしょうか。
もし今後アルコールを飲むことがあるのであれば肝移植も無意味だと思いますし、医師として
治療を勧めることはないと思われます。

費用面では医療保険が効くようになり以前と比較し経済的に受けやすくなったとは思いますが、
ある程度の費用は必要です。

この病院の対応は正しいのでしょうか?と問う以前に
病気に真剣に取り組む意思があり、今後一滴もアルコールは飲まないと宣言できるのであれば
病院にいって、同じような対応をされることはないと思います。



5:かん :

2011/09/13 (Tue) 16:04:21

母はC型肝炎が完治したと聞いたので少量飲んでいました

アルコール中毒なのではないのでお酒はやめられます

先生にも、この先一滴もお酒を飲みませんといったのですが

何をしたとしても結果は同じだとおっしゃられ治療も入院の措置もしていただけなかったのですがが・・・


では他の病院ならば同じ事を言われる事はないでしょうか?

次は絶対に失敗できないのでとても不安なのです

よろしく御願いいたします
6: :

2011/09/14 (Wed) 02:48:54

医師にも色々な性格の方がおり、告知の仕方も様々です。
しかし信頼して受診して来られる患者に対し、希望をなくす言い方をする医師は少数派であり、
一般的な病院であれば、治療法がない場合でも、患者を傷つけるような対応はしないと思います。
7:かん :

2011/09/14 (Wed) 15:45:33

ご回答有難うございます
少数派という事を聞いて少し安心しました

度々の質問申し訳ないのですがセカンドピニオンというのはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?

調べてみたのですがセカンドピニオンがいったいどのようなものなのかがわからないのですが・・・

色々な先生のお話を聞くという事なのでしょうか?

また普通に診察にかかった場合とどのような違いがあるのでしょうか?

大変お時間とらせてしまい申し訳ありません

お返事お待ちしております
8: :

2011/09/14 (Wed) 16:26:29

セカンドオピニオンとは、現在通院している病院の主治医以外の、専門的な知識を持った医師に「意見を求める行為」の事です。
まずは主治医に話して他医への診療情報提供書を作成してもらう必要があります。
セカンドオピニオン外来(自費診療)を受診する場合は、セカンド・オピニオンは「診療」ではなく「相談」になるため、健康保険給付の対象とはならず、全額自己負担となります。

一般外来での保険診療を希望する場合は、保険診療の取扱いとなります。
この場合でも、今までの診察の経過や検査結果がある場合は、より患者の状態の把握がしやすくなるため、なるべくなら今までの診療経過と、検査結果などが記載された診療情報提供書を専門医に提供することが重要です。
その上で必要な検査を追加して再度精査することになると思います。
大学病院などを受診する場合は、ほとんどが一般病院からの紹介患者というのが実状です。

普通に新規で受診することもできなくはないですが、新たに検査をすべてやりなおすことになります。しかし今までの経過がわからずに、状態把握まで多少時間がかかります。

今の主治医に診療情報提供を申し出にくいのであれば、新規で受診するということもできなくはありません。
9:かん :

2011/09/14 (Wed) 18:07:23

紹介状を書いていただくという事でしょうか?

普通の紹介状とセカンドピニオンの紹介状は違うのでしょうか?
10: :

2011/09/15 (Thu) 17:30:47

紹介状自体はほとんど同じです。
セカンドオピニオンの時の診療情報提供書は、「現在このような経過、検査結果、治療ですが、意見を聞かせ
ください」という内容

一方、一般の紹介状の場合
診療情報提供書では「現在このような経過、検査結果、治療をしていますが、貴科的の診察していただき、
今後の診察、治療を宜しくお願いします」という内容の差になります。
11:かん :

2011/09/16 (Fri) 07:27:29

ご回答ありがとうございます

セカンドオピニオンについて一度お願いしてみようと思います

本当に親切な回答ありがとうございました

感謝しております
12:お医者さん :

2013/04/17 (Wed) 12:46:40

肝臓病は
体の毒素を解毒してくれる
大事な臓器ですが
自覚症状が無いまま悪化してしまいます。

ですので知らずにいためていることが多いのが
恐いです。
アルコールや糖分など
過度の摂取は避けたいところです

予防や治療に関しては
ビタミンC・E
胆汁を助ける
ミルクシスル

大豆などのたんぱく質もとりましょう。

生活習慣改善でよくなります。


13:肝硬変末期について :

2013/07/23 (Tue) 00:37:01

身内の者がアルコール性肝硬変末期で以前から入退院を繰り返しているのですが、
肝機能がほとんど失われており腎臓の機能も似たような感じのようです。現在入院して数日間治療
していますが肝機能が回復してこないので、もしこのまま回復しない場合は帰れないかもしれないと
聞いています。なお、よく併発すると言われる癌は、無いようです。いつどうなってもおかしくない
状況であり覚悟が必要であると聞いています。

しかしどうしても理解できないのは、肝機能がほとんど失われた状態で回復しない場合の最期というのは
一体どのようになるのかということです。肝機能が失われているからといって、病院に居る状態でそれが
亡くなるということがあるのでしょうか?そうらとすると、人工的に肝機能を保管する装置があると聞いたことが
あるように思うのですが、そういった治療にも限界があるということなのでしょうか?またその場合の最期
というのは、苦しいのでしょうか、また、そのときは突然訪れるのでしょうか。


心の整理をするためにも状況をしっかり把握したいのですが、調べてもどうしても分からず、思考がまとま
りません。とりあえずは現状を理解するため、お力になっていただけないでしょうか。
ぶしつけな質問で申し訳ございませんが、肝機能がほとんど失われたまま回復しない場合に、
この後どうなっていくのか知りたいと思い投稿いたしました。
ご回答をお待ちしておりますので、何卒宜しくお願いいたします。
14:A :

2013/07/23 (Tue) 22:32:57


「肝機能がほとんど失われたまま回復しない場合に、この後どうなっていくのか」という質問ですが、いわゆる肝不全の状態と考えてよいと思います。

一般的に肝硬変の末期である肝不全では、腹水、黄疸、肝性脳症、腎機能低下、出血傾向などが出現します。

肝不全の症状
腹水がたまりお腹が張り全身倦怠感、皮膚の色が黄色になり全身掻痒感の出現。
アンモニアを解毒することができないため、意識レベルが低下。

急激におこることもあれば、徐々に増悪することもあります。

PS: 肝臓を代替えする装置はありませんが、適応がある場合は肝移植があります。
15:肝硬変末期について :

2013/07/24 (Wed) 09:37:18

>>14
お返事有難うございます。

今の状況としては、
腹水、黄疸、腎機能低下があります。それ以外としては以前静脈瘤破裂(大量の血を吐いたのですが
たぶんそれだとおもいます)がありました。脳症はあるのかないのか、わかりません。意識ははっきり
してますが、よく分からない形で出てるのかもしれません。個人差があるんでしょうか。
いずれにしても末期だと聞いています。

危ない状態だということなのですが、
どうしても分からないのは、病院に居る状態で、肝不全だけで亡くなるということがあるのかどうか
ということなんです。素人としては人工透析などいろいろ方法がありそうに思えてしまうのですが、
病院でも対処できなくなるということがあるのでしょうか。(癌はないようなので。)

覚悟しなきゃいけないと言われてもどう覚悟すればよいのかわからず悶々としています。
今の時点では特に変化はないようです。(肝臓機能戻らず、悪い状態のまま)
16:肝硬変末期について :

2013/07/24 (Wed) 10:07:49

なお、病院は、ほとんど最高の病院だと思うんです。ですので仮に入院中の病院で対処できないなら
他の病院でも無理だと思います。

(移植は・・詳しい話は割愛いたしますが、アルコールが原因なので対応してもらえないと思います。
残念な事ですが本人がその方向を選択する意思が無いようです。)
17:肝硬変末期について :

2013/07/24 (Wed) 12:13:35

何度も投稿して申し訳御座いません。もう一つだけ質問がございます。万が一のときの延命治療について
医者から聞かれて、それはしないということを本人が言っているようなのですが(意識がはっきりしていますので
医者とそのようなやりとりを普通にやっています)、肝不全の延命治療とはどういうことをするのでしょうか?

何が延命治療で、何が延命治療ではないのかが素人にはよく分からないです。点滴などしていますが、
治らないと思っていても点滴をするのは延命治療ではなく普通の治療ですよね?
18:A :

2013/07/24 (Wed) 15:44:05

「病院に居る状態で、肝不全だけで亡くなるということがあるのかどうか」
という質問ですが、
腹水、黄疸、肝性脳症、腎機能低下、出血傾向が増悪すると命に関わります。
例えば倦怠感(+)、腹水がたまったり、意識レベルが低下すると食事摂取ができなくなり全身が衰弱します。
感染しやすくなるので肺炎になる可能性も高いです。
出血によりショック状態になることもあります。
腎機能低下で尿が出ない場合は、尿毒症となります。ちなみに肝腎症候群で透析の適応はありません。

延命治療もどこまでが延命治療なのかを定義するのは難しい問題です。
一般的な延命処置とは、挿管して人工呼吸管理するかということや、血圧が下がった時など昇圧剤を使用するかしないかなどでしょうか・・・
19:肝硬変末期について :

2013/07/25 (Thu) 00:43:19

ご丁寧にお教えいただきまして、本当に有難う御座いました。感謝しております。
状態としては、意識がはっきりしているのが不思議、というくらい良くないということでした。とにかく、
診ていただいているお医者様に詳しいことを伺ってこようと思います。

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