健康相談掲示板 981245

 「健康相談掲示板」
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㏚:内科胃カメラ大牟田


膵臓がんなのでしょうか? 原因不明の体重減少、背中の痛みあり

1:GR :

2012/06/25 (Mon) 22:42:30

昨年の2月に55Kあってその後力仕事のため食欲増進と夏の暑さによる水分摂取による体重増加で9月には58k強になりました。
その後食べる量も徐々に戻っていき12月には55kに戻りました。これで止まるかと思っていたらドンドン減って行き52k弱まで落ちました
。胃が痛いのや、腹痛、関節痛、筋肉痛、頭痛などもあって色々検査しましたが特に異常も見つからず、そのことで不安性になってしまい精神科にも通うことになってしまいました。 腕や胴や足が細くなってしまいズボンやパンツが緩くなってしまいました。
現状はこう鬱剤のお陰かかなり食欲もあって体重が少し増え53kから54.5k位を行き来してます。しかし腕や胴や足が細いのは戻りません。
原因は何が考えられるでしょうか?
現状みぞおちの痛み、食後の背中の痛み、左肋骨の下(へその左上)腹痛、軟便、軽い頭痛、関節、筋肉痛があります。のどの違和感もあって痰が絡み声ががらがらです。

ここ2~3日は左背中痛、左胸痛、左脇腹痛、みぞおちの痛み、左肋骨の下(へその左上)
の痛みが断続的に続いています。



以下の検査をしましたが慢性胃炎以外特に異常なしでした。ピロリ菌の駆除も済んでます。
今年に入って以下の検査を行っています(すべて異常なし)
胃カメラ(2回・1月、5月)、大腸カメラ(2月末)
小腸バリウム(5月)
胸部レントゲン(3月)、腹部レントゲン(4月末)
各種関節のレントゲン(5月)
耳鼻科でのレントゲン(5月)
心電図2回(1月、3月)
全身CT(4月)
頭部MRI(5月)
一般血液検査、甲状腺血液検査(2月)、糖尿病血液検査(2月)、すい臓血液検査(アミラーゼ等)(3月)
尿検査
咽頭ファイバー (5月、6月)
腹部超音波検査(3回一番近くて6月)

よろしくお願いします。
2:A :

2012/06/27 (Wed) 01:20:13

みぞおちの痛み、食後の背中の痛み、左肋骨の下(へその左上)腹痛、軟便、軽い頭痛、関節、筋肉痛、のどの違和感、痰が絡み声ががらがら。
ここ2~3日は左背中痛、左胸痛、左脇腹痛、みぞおちの痛み、左肋骨の下(へその左上)の痛み
多くの症状があり、一つの疾患でこれを説明することは出来ないと思います。
強いて病名をあげれば膠原病などがあります。

多くの検査(胃カメラ、大腸カメラ、小腸バリウム、胸部レントゲン、腹部レントゲン、心電図、腹部エー、全身CT、頭部MRI、一般血液検査、甲状腺血液検査、尿検査)をされており、これで異常ないのであれば現時点での悪性腫瘍の可能性は膵臓癌を含めて非常に低いと考えてよいと思います。

いろいろ検査して器質的に異常が見つからないのであれば、機能的(消化管の動きなど)の問題であることが多く、その原因として、自律神経失調症などの精神、心療内科の疾患が原因の場合があります。

規則正しい生活、適度な睡眠、適度な運動などで自律神経の不調を改善させたり、自分にあった薬を調整したりすることが多いです。
主治医とよく相談して治療方針を決定してください。
3:GR :

2012/06/29 (Fri) 11:56:57

ありがとうございます。
やはり食後の左背中や左脇腹やみぞおちの痛みがあります。食後じゃなくても痛みはありますが
とりあえず来週の火曜日に単純CTを撮ることになりました。
後から造影で出来ないかと電話してきいたら、改めたて予約し直して日にちは結構かかるとの事で渋々単純CTを撮ることになりました。
やはり単純CTじゃ検査不足でしょうか?
主治医が単純と決めたので信じるしかないですが
4:A :

2012/06/29 (Fri) 16:05:40

単純CTと比較し造影CTは得られる情報が多く有用です。
造影CTは、アレルギーなどの副作用の可能性も懸念され、
どちらを選択するかは主治医の考え方もあり、
一概にどちらが適当であるかの判断はケースバイケースです。
5:GR :

2012/07/07 (Sat) 10:14:13

先日、膵臓に絞って単純CTをしてきました、4月の造影CTの時と大きさは変わらず、炎症や
腫瘍は無いとの事でした。
これまで膵臓癌は否定されたと思って良いでしょうか?

最近は軟便や下痢が続いいます。体の痛みもあります。膵臓癌でないとするとどんな病気が
考えられるでしょうか?

よろしくお願いいたします
6:A :

2012/07/07 (Sat) 15:57:47

4月に造影CTをされており、7月に膵臓に絞って単純CT施行し、大きさ変わらず、炎症、腫瘍がないといわれているのであれば、膵臓癌は否定的だと思います。
軟便、下痢持続の原因は採血、大腸内視鏡、小腸造影などで検査しま。
これらが異常ないのであれば、前回も説明させていただいたように、腸管の動きの問題であることが多く、過敏性大腸症候群や機能性ディスペプシアなどが疑われます。
7:GR :

2012/07/08 (Sun) 18:40:44

ありがとうございます。
過敏性大腸症候群や機能性ディスペプシアでもかなりの痛みは出るのでしょうか?
毎日四六時中痛みの大小はありますが痛みはあります。
何度かみぞおちと背中の痛みで睡眠中に起きてしまう事がありました。
現在ラッグビーやネキシウムカプセルを飲んでいますが症状が改善されません。
精神科にも通い薬を不定期ですが飲んできますが心は落ち着いていますが痛みに対しての
効果はないです。
8:A :

2012/07/11 (Wed) 04:51:20

過敏性大腸症候群や機能性ディスペプシアでもある程度の痛みがでることがあります。
GRさんのような病態が解明されない方は時々おられます。
全ての病気が原因がわかるかといわれると、そういうわけではありません。
薬を調整しながら、自分に合う薬を探すことが試みられています。
経過を見ているうちに病態が判明することもしばしば経験します。
主治医相談を。
9:すーさん :

2016/04/16 (Sat) 07:03:09

慢性膵炎は「不可逆性」、すなわち「治らない」。「治療では進行を止めることに重点が置かれます。しかし最近、世界で初めての項目を入れたガイドラインが日本で作られました」

 それが、「早期慢性膵炎」だ。

★早期慢性膵炎とは?

 慢性膵炎は不可逆性で、一度発症すると膵臓がんのリスクが高くなる。そこで日本では、早期慢性膵炎からの医療の介入が試みられている。

「『治療を始めれば治る可能性があるのではないか』という段階が、早期慢性膵炎です。普通の膵炎は超音波やCTで診断できますが、早期慢性膵炎はそれではわかりません。超音波内視鏡という機器で精密検査を行わなくてはなりません」

 しかも、膵臓の専門医でないと診断は難しい。膵臓専門医は少ないが、病院のHPなどで医師のプロフィルを確認し、受診すべきだ。

「早期慢性膵炎の診断までいかなくても、慢性的に腹痛があり、飲酒習慣があるなら、胃カメラだけでなく血液検査や超音波などで膵臓を調べる。せめて慢性膵炎のチェックはすべきでしょう」

上記の記述の様に、早期慢性膵炎は超音波内視鏡を使用しないと診断出来ません!!

慢性膵炎の初期の段階では、誤診が多く『ストレスのせいだ』とか『筋肉痛』、『精神的な痛み』など、適当な事を言われる事が多いみたいです。
なので、早期慢性膵炎に詳しい病院で超音波内視鏡の検査をすぐに受けると良いでしょう。

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